金属不織布（ニードルパンチウェブ・金属ウール）

製品概要 金属繊維不織布の例 金属繊維不織布圧延品 ポリエステル不織布との複合品 金属繊維製品の用途例

金属の特性である耐食性、耐熱性、熱伝導性などを活かした不織布です。金属フェルトや金属ウールとも呼ばれ、ニードルパンチ加工（）により、金属繊維が無配向に交絡し、連続した空孔を持っている為、通気性、通水性に非常に優れた機能を持ちます。各種フィルターやクッション材などとして使われ、お客様のご要望と使用環境に合わせた仕様でのご提案とご提供を行っております。

ニードルパンチ加工：短繊維を綿状に開繊し、複数の針を同時に上下に動かして、突きさしながら繊維を絡ませる加工です。

コイル切削法によって製造されたトウ（金属繊維の束）を加工して金属不織布をお作りします。

お客様のご要望に応じて、受注生産により、多品種・小ロット対応（1枚から可）を致しております。各種ステンレス繊維、銅繊維、黄銅繊維、チタン繊維、アルミニウム繊維、ニッケル繊維等、様々な金属材料の試作から量産まで幅広くお受け致します。

不織布（ニードルパンチ）加工により様々な幅、長さでのご提供が可能です。

最大幅800ｍｍ、長さ方向は連続した製造が可能です。基本的には受注生産によりお客様のご要望に合わせた製品提供を致しております。
材質や繊維径、目付によっては製造できないサイズもありますので、ご相談下さい。

耐熱ステンレス繊維 不織布

材質：耐熱ステンレス 繊維
繊維換算直径：50 μm
目付：500 g/m²
10枚積層時の厚み：約4.5cm

厚みと目付について

金属繊維不織布の厚みは、目付（1m²あたりの金属繊維重量）とニードルパンチ加工の度合いにより薄くすることも厚くすることも調整が可能です。当社ではお客様のご要望に合わせて1枚から受注生産による製造を行っております。