よくあるご質問と答え - 金属繊維製品

製品に関するご質問をお待ちしております。

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日工テクノ金属繊維は他の金属繊維と何が違うのですか。

製法が違います。
金属箔を原材料とするコイル切削法により金属繊維を製造しています。
日工テクノ金属繊維の断面は矩形であり、一辺が箔の厚さに一致し、他方の辺は精密に制御された切削工具の送り量によって決まります。
金属箔を原材料としているので、短納期かつ小ロットで様々な材種の金属(ステンレス、銅、アルミニウム、チタン、ニッケル、銀以外の繊維化の実績としてはニオブ、炭素工具鋼、ニッケル合金など)を繊維化する事が可能です。

どのような用途に使われているのですか。

二輪車用マフラーの耐熱消音材、耐熱性あるいは耐腐食性を要求されるミストフィルター、耐熱が求められるバーナー材、焼結されたシートは電極材、熱交換部材など、金属の持つ特性と繊維の持つ特徴を活かした様々な分野で使われています。

どのような材質の繊維を加工することができるのですか。

各種ステンレス、銅、黄銅、チタン、アルミニウムなどコイル箔として入手可能な材質で試作が可能です。
お気軽にお問い合わせください。

トウとは何ですか。

繊維の集合体(束)です。

ウェブとは何ですか。

トウからできる不織布状の金属繊維のシートを指します。

ニードルパンチウェブとはどのようなものですか。

多数の針を同時に上下に動かしてウェブを突き刺しながら繊維を絡ませたシートです。もとのウェブより厚さが薄くなり、緻密なフェルト状のものになります。
厚さはある程度(固く、柔らかく)の調整ができますので、ご希望に合わせて製造いたします。

どのくらいの太さの繊維を作れますか。

材質により異なりますが、換算直径10μmから約150μmまでの繊維加工ができます。チタンであれば最小20μmから加工可能です。

換算直径とは何ですか。

コイル切削法で加工される金属繊維の断面は四角形になります。
この繊維の断面積を円形に換算したときの円の直径を指します。

繊維長あるいは繊維本数を任意に製造する事はできますか。

現状では対応しておりません。
まず任意の繊維長ですが、ウェブ製作時に長繊維から短繊維にしてからシート状に加工していますが、現在弊社で使用している設備では短繊維に加工する部分は固定されているため、任意に繊維長を調整する事はできません。次に繊維の本数ですが、コイル切削法により金属箔から繊維化された繊維は100~400本程度のバンドル状(トウ)になっています。このバンドル状の繊維を任意の本数に分ける作業は現状対応しておりません。技術的には繊維長も繊維本数も任意に製造する事は可能ですが、設備面で対応できていないのが現状です。

ウェブのサイズは最大でどのくらいまで製造可能ですか。

幅は最大800mmで長さは連続して製造できます。
基本的には幅800mm以内であれば希望のサイズに合わせて製作可能ですが、材質、繊維径、目付けによって製造できないサイズもありますので、特に大きいサイズを希望される場合はご連絡ください。

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焼結品のサイズは最大でどのくらいまで製造可能ですか。

通常 400× 500mmでお作りしております。これ以上のサイズをご希望の場合は、お問い合わせ下さい。
厚みは0.1mmから最大厚みは30mmまで対応可能となります。

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焼結品はバインダー(接着剤)を使用しているのですか。

使用していません。焼結加工によって金属繊維が融点よりも低い温度で加熱されて結合し、緻密な状態になります。

納期はどれくらい必要ですか。

一般にウェブは2週間、焼結は4週間から6週間が目安です。
但し、仕様条件や数量によって異なりますので詳しくはお問い合わせください。

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最小ロットはどのくらいですか。

基本的には試作を含めて数枚単位から対応しています。
試作で少量しか必要のない場合でも遠慮なくお問い合わせください。

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